内科診察

検査の内容
血液検査やX線検査では診断しにくい体の病気があります。

見ることで異常がないかを判断する視診、触れて異常なものを見つける触診、聴診器を当てて異常音が聞こえないかを調べる聴診などがあります。

検査でわかること
聴診器により心臓の雑音を聴取した場合は心臓弁膜症などが発見できます。

下肢にうねうねとした、浮き出た血管が見えれば下肢静脈瘤を発見できます。

検査に関わる疾患
心臓弁膜症
心臓には4つの弁があり、それがスムーズに開き、ぴったり閉じたりすることで全身に血液を送ることができます。弁が十分に開かない場合は弁狭窄症といい、きちんと閉まらない場合は弁閉鎖不全症といいます。

下肢静脈瘤
静脈の弁機能不全により、下肢から心臓に血液を戻す静脈が膨らんで蛇行する病気です。