身体計測
身長、体重、体格指数BMI(body mass index)を計測します。
検査でわかること
BMIの値で太っているかやせているかがわかります。
体重÷身長÷身長で、算出します。
要注意 | 基準値* | 要注意 | |
---|---|---|---|
体格指数(BMI) | 18.4以下(低体重) | 18.5~24.9 | 25.0以上(肥満) |
(単位 kg/㎡)
*将来、脳・心血管疾患発症しうる可能性を考慮した基準範囲
*将来、脳・心血管疾患発症しうる可能性を考慮した基準範囲
検査に関わる疾患
高血圧
高血圧は肥満とも密接な関わりがあります。体脂肪量がふえると、全身に送りだす血液の量がふえ、心臓の負担が大きくなります。
また交感神経機能を高めて体液量が増えて血圧が上昇します。
高血圧は肥満とも密接な関わりがあります。体脂肪量がふえると、全身に送りだす血液の量がふえ、心臓の負担が大きくなります。
また交感神経機能を高めて体液量が増えて血圧が上昇します。
糖尿病
糖尿病は、ブドウ糖を細胞内に取り込むインスリンの分泌が不十分だったり、その働きが悪いために血液中の糖が増える病気です。
肥満になると糖分を代謝処理するホルモン「インスリン」の働きが悪くなり、糖尿病を併発しやすくなります。
高中性脂肪血症
体内の脂肪の中で最も多く、エネルギー源として糖質が変化したものです。高中性脂肪血症は血液中の中性脂肪が多すぎる状態で、肝臓内脂肪、皮下脂肪として蓄えられます。過剰に肝臓に蓄積した場合、脂肪肝という病気になります。さらに、血管壁に蓄積して動脈硬化を引き起こします。
高尿酸血症
高尿酸血症は血液中の尿酸が増えすぎた状態ですが、肥満の合併症としても起こることが多い病気です。尿酸が関節にたまると痛風の発作が起きるようになります。